終戦記念日・・
風はありますが、まだまだ暑い関西です。
本日は、65回目の終戦記念日・・です。
だからといって、特に何かをするわけではないんですが、なんだか、年々年を重ねるごとに、『戦争』に関するテレビや新聞記事を、まじめに読み始めた気がします。
学生の頃に、戦争について、結構しっかりと、やっていた気がしますが(部落差別などの人権教育に、力を注いでいた学校なので)、残念ながら、あまり覚えていないんですよね。
祖父母からも、特に詳しい話を聞いた覚えもなく、しいて言えば、食糧難で、伯父の手を引いて、父を背中に背負って、いなかに、食料を貰いに行ったとか、凄く大変だったという話と
母方のお墓には、戦争で亡くなったという方々のお墓があるんですが、それが、他のお墓と違っていたことが、記憶に残っている程度です。
今月に入ってからは、広島・長崎の原爆記念日があったり、終戦記念日があったりと、戦争に関する記事やニュース、ドラマが放送される事が多いので、目にする事も増えている事もありますが、改めて、考えさせられる気がします。
それは、昨日の『帰国』(漢字が変換できないため、現在の文字で表示しています)を、見たからかもしれませんね。
今までの『戦争ドラマ』のように、戦争の悲惨さがまったく出てこない。あの戦争で亡くなった人たちが、現在の日本を見る・・そんな淡々とした作品です。
『可哀想』とか『酷い』とか、そんなお涙頂戴ってものではなく、『国のため』で、自分の意思に関係なく、散っていった人々は、自分たちの死後の日本を、夢見ていたはずなのに・・その夢とのギャップに、言葉が少ない。
否定するでもなく、なじるでもなく、グッと思いを飲み込んでいる。
『英霊』となった人たちは、普通に死んだ人たちとは違う場所で、いつまでも漂っている場所へ、連れて行けない。
恋人だった女性が、『一緒に連れて行ってほしい』と泣くのを、宥めるように呟いたセリフが、胸にズキッときました。
大切な妹が、植物状態で入院していても、顔を見せない息子。
同じ兵士でも、管理する側にいた兵士は、その重責と自分のやった事の罪の重さに、首をつったため、どこにも旅たつことも出来なくなっている彷徨う霊になっていたり、矛盾の中で、救われる事がない人々。
あの時代だから・・と一言では、片付けられない深い何かを感じる作品でした。
ものは、豊かになりましたが、心が貧しい・・と、ボソッと呟いた兵士のセリフに、なんだか、改めて色々と考えさせられたドラマでした。
本日は、65回目の終戦記念日・・です。
だからといって、特に何かをするわけではないんですが、なんだか、年々年を重ねるごとに、『戦争』に関するテレビや新聞記事を、まじめに読み始めた気がします。
学生の頃に、戦争について、結構しっかりと、やっていた気がしますが(部落差別などの人権教育に、力を注いでいた学校なので)、残念ながら、あまり覚えていないんですよね。
祖父母からも、特に詳しい話を聞いた覚えもなく、しいて言えば、食糧難で、伯父の手を引いて、父を背中に背負って、いなかに、食料を貰いに行ったとか、凄く大変だったという話と
母方のお墓には、戦争で亡くなったという方々のお墓があるんですが、それが、他のお墓と違っていたことが、記憶に残っている程度です。
今月に入ってからは、広島・長崎の原爆記念日があったり、終戦記念日があったりと、戦争に関する記事やニュース、ドラマが放送される事が多いので、目にする事も増えている事もありますが、改めて、考えさせられる気がします。
それは、昨日の『帰国』(漢字が変換できないため、現在の文字で表示しています)を、見たからかもしれませんね。
今までの『戦争ドラマ』のように、戦争の悲惨さがまったく出てこない。あの戦争で亡くなった人たちが、現在の日本を見る・・そんな淡々とした作品です。
『可哀想』とか『酷い』とか、そんなお涙頂戴ってものではなく、『国のため』で、自分の意思に関係なく、散っていった人々は、自分たちの死後の日本を、夢見ていたはずなのに・・その夢とのギャップに、言葉が少ない。
否定するでもなく、なじるでもなく、グッと思いを飲み込んでいる。
『英霊』となった人たちは、普通に死んだ人たちとは違う場所で、いつまでも漂っている場所へ、連れて行けない。
恋人だった女性が、『一緒に連れて行ってほしい』と泣くのを、宥めるように呟いたセリフが、胸にズキッときました。
大切な妹が、植物状態で入院していても、顔を見せない息子。
同じ兵士でも、管理する側にいた兵士は、その重責と自分のやった事の罪の重さに、首をつったため、どこにも旅たつことも出来なくなっている彷徨う霊になっていたり、矛盾の中で、救われる事がない人々。
あの時代だから・・と一言では、片付けられない深い何かを感じる作品でした。
ものは、豊かになりましたが、心が貧しい・・と、ボソッと呟いた兵士のセリフに、なんだか、改めて色々と考えさせられたドラマでした。
by megohime03
| 2010-08-15 14:52
| ドラマ/映画の話
日常の徒然話や好きな事のよもやま話♪最近は嵐ネタが多くなっていますが、今後ともよろしくお願いいたします♪ Blogの内容と関係ないTBに関しては容赦なく削除いたします。ご了承くださいね
by megohime03
S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
カテゴリ
徒然話お芝居/ゲキシネ
ドラマ/映画の話
マンガ/小説/雑誌
嵐
新撰組
食べ物
学校/仕事
コンサート
携帯から
更新連絡
製作
以前の記事
2017年 02月2017年 01月
2016年 10月
more...
フォロー中のブログ
天狼星別館~姫の旅日記~-Sun&Moon Blog-
風の向くまま・お気楽日記
虹の空へ
Meteor Teate...
リンク
ライフログ
最新のトラックバック
検索
ブログパーツ
- このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。